3.pHの違いによる次亜塩素酸系殺菌料の性質特長について


次亜塩素酸系殺菌料は、pH によって殺菌成分の次亜塩素酸の分子とイオンの存在比が変わります。
次亜塩素酸分子と次亜塩素酸イオンには、それぞれの長所と短所があります。

2つの殺菌成分と存在比

殺菌剤・除菌剤として使われる次亜塩素酸ナトリウム水溶液中には、pH(酸性・アルカリ性の程度)の状態によって、2つの殺菌成分が混在します。
※次亜塩素酸とpHの存在比グラフ参照

・pH3 以下の場合      ・・・・・「塩素ガス発生」(人体に危険)
・弱酸性~中性の場合      ・・・・・「主に①次亜塩素酸分子 HOCl」
・弱アルカリ性~アルカリ性の場合・・・・・「主に②次亜塩素酸イオンOCl−」(従来次亜塩素酸ナトリウム水溶液)

次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、pHの調整により殺菌成分が変化します。
中性より酸性側では、「次亜塩素酸分子」に変化し、アルカリ性側では、「次亜塩素酸イオン」に変化します。

■①次亜塩素酸分子HOCl、②次亜塩素酸イオンの存在比グラフ

2つの殺菌成分の特徴

殺菌成分「①次亜塩素酸分子 HOCl」「②次亜塩素酸イオン」は、それぞれ効力に特徴を持っています。

■次亜塩素酸ナトリウム水溶液 2つの殺菌成分の特徴

弱酸性~中性の主成分①次亜塩素酸分子HOCl(弱酸性次亜水)では

◎殺菌スピードが速い
◎殺菌力が強い
×洗浄作用がない


という特長があります。

弱アルカリ性~アルカリ性の主成分②次亜塩素酸イオン(従来次亜塩素酸ナトリウム水溶液)では

▲殺菌スピードが遅い
▲殺菌力が弱い
〇洗浄効果がある


という特長があります。

またpH値も安全性に関係があります。

飲料水としての水道水には、殺菌のため微量の次亜塩素酸ナトリウムが添加されています。
濃度も低いのですが、pHが中性であるために安全に飲用できるものになっています。
強アルカリ性や強酸性のようにpHが大きくどちらかへ傾くと、安全ではないということです。

通常希釈の次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、アルカリ性(pH10)ですので、腐食性、漂白性、手荒れなど問題があります。

ジアミスティー®は中性ですので、腐食性、漂白性、手荒れが少なく安全な殺菌料になっています。

食品添加物殺菌料として使われる「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」は、通常ではアルカリ性ですが、
pHを中性にすることで殺菌効果と安全性が全く違うものになります。

新技術・独自希釈製法で機能を両立

弊社製品「ジアミスティー®」は、独自製法と特殊装置で希釈、pHを中性にし、①次亜塩素酸分子HOClと②次亜塩素酸イオンOCl−のバランスを調整、それぞれの特質を兼ね備えた、まったく新しいハイブリッドな殺菌剤として誕生しました。
その結果、

◎殺菌スピードが速い
◎殺菌力が強い
〇洗浄効果がある
 ※洗浄効果がプラスされると、スプレー噴霧の殺菌力がアップし、食材への殺菌効果もさらにアップ


という、次亜塩素酸分子HOClと次亜塩素酸イオン双方の長所を持ち、さらに「中性」で扱いやすく、安全な食品添加物殺菌剤となっています。

■次亜塩素酸分子と次亜塩素酸イオンの比率が50%:50%とバランスし、なおかつ「中性」のジアミスティー®の特性図

■その他ジアミスティー®に関しましては、下記の各ページをごらん下さい。

1.新しい中性・食品添加物殺菌料 ジアミスティー®とは

2.ハイブリッド殺菌料 ジアミスティー®の強力な殺菌効果

3.pHの違いによる次亜塩素酸系殺菌料の性質特長について

4.中性領域で融合したジアミスティー®はハイブリッドな殺菌料

5.食品添加物殺菌料 ジアミスティー® 製品ラインナップ

6.ジアミスティー® 基本の使用マニュアル

7.アミスティー®とジアミスティー®の使い分けにつきまして

8.ジアミスティー®は食品の味を変えますか?